FC2ブログ
  1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

南アフリカへの想い2


P1010087_20100617132953.jpg


初めての南アフリカ出張の1日目。

私は、レンタカーで、ケープタウン郊外の語学学校を目指していました。

海外を車で走ることはだいたい慣れてはいたのですが、それでも見知らぬ土地では地名がわからないので、地図とにらめっこをしながら、途中で車を止めつつ目的地へ向かいます。

この日、私は高速を降りてからの道筋がわからなくなり、小さな農道のようなところに迷い込んでしまいました。

周りを見ても人影がありません・・・。

時計を見ると、アポイントの時間が近づいています。

「初めての訪問やし、遅刻したらあかんわな~」

学校の校長によると、日本からの留学生は、受け入れたことがないということでしたで、私がアポに遅刻するということは、日本人のイメージを落とすことになるのでは!?  

いやいや、日の丸に泥を塗ってはいけない! 

日本人のひとりとして重責を負っています。(笑)

しかし、しばらく、そのあたりを走ってみましたが、どうしても元の道がわかりません。

ちょっと焦りも出てきました。


そんな時に、ひとつの小さな工場を発見!

よく見ると、門のところに一人の黒人男性が立っています。

「すみませ~ん、道に迷ったみたいです・・・」

すると、その男性は真っ白な歯を見せながらにっこりと笑い、こう言いました。

"Don't worry, my brother! "
              (心配いらないよ、兄弟!)

「えっ、俺達兄弟?」

海外の映画やドラマを見ていると、時々、男友達に向かってこう呼ぶことがあります。

何も私のことを兄弟だとは言っていないのは百も承知でしたが、今、初めて出会った見知らぬアフリカ人が、道に迷って困っている東洋人の私をこう呼んでくれたのは、何とも新鮮で感激でした・・・。


かつてはアパルトヘイトと呼ばれる人種隔離政策で苦しんできたアフリカ人が、初対面の私を「兄弟」と呼んでくれることは、他の国の人がそう呼ぶのとは次元が違います。

「俺達、肌の色も言葉も違うけど、ほんまに兄弟同士やで!」と言ってくれているかのようなニュアンスが、その言葉と彼の笑顔から伝わってきます。

そして、彼は親切に道を教えてくれました。


彼自身は my brother という言葉を、そこまで意識的に使っていないとは思いますが、私にとっては、道を教えてもらえたこと以上に、嬉しい瞬間でした。


「ああ、英語を勉強してて良かった!」
「南アフリカへ来れて良かった!」

一瞬のうちに、私はこの国が大好きになりました。

言葉って本当に大切ですね。

(続く・・・)



今日のワンポイント英語

I think I'm lost.
(道に迷ったみたいです。)
スポンサーサイト

| 学習塾ペガサス 六地蔵教室 塾長日記ホーム |

コメント

こんにちは。

西脇教室 遠藤です。
先日は、お忙しいところありがとうございました。
とても参考になりました。
さっそく、実行に移しています。
土曜日、何人来てくれるかなとちょっと楽しみです。

PS 南アフリカで道に迷ったら、僕なら帰ってこれそうにないです・・・。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://pontakimura.blog55.fc2.com/tb.php/157-a2dbcc77
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。